
進路についての目標がだんだんと定まり、より具体的に情報を集める高校生たちも増えてきたように感じる9月のオープンキャンパス。訪れるのが2度目という方もいらっしゃるなど、あちこちで真剣な表情で話を聞くみなさんの姿が見られました。キャンパス内にも、少し緊張感のある空気が漂っているように感じました。
学びの特徴についての紹介があった後に、しっかりと説明されたのが国家資格である「管理栄養士」になるための方法。食物栄養学科の卒業生は高い合格率を誇っていること、その実績を生み出すためにどんな勉強方法がよいかなどが話されました。真剣に聞き入るみなさんの表情が印象的でした。
「真空調理とは?」をテーマに、模擬授業が開催されました。「調理後に保管しておくことができる」「調味料の浸透が早く調理時間が短縮できる」「栄養素の損失が少ない」といったメリットについて、実際に真空調理機を使用して紹介されました。専門的な知識と技術に、高校生のみなさんは興味を深めた様子でした。
フォトショップとイラストレーターを使用して、雑誌の表紙を制作する模擬授業。初めてのソフトに戸惑う参加者もいましたが、先生の丁寧な説明や先輩のサポートを受けながら画像を切り抜いて、デザインを進めていきました。色づかいなどみなさんの個性が表現され、とても素敵な作品がたくさん生まれていました。
学科説明や模擬授業を終えた高校生たちと、保護者さまの姿も多かった入試説明会。進路について目標が具体的になる中で、みなさん真剣な表情で聞き入られていました。本年度から英語系外部検定試験の結果が全学科で加点対象になることや、プレゼンテーション型の入試についてなど、特徴が詳細に説明されました。
まだまだ暑い日差しの中、たくさんの参加者を学生スタッフが一生懸命に案内していました。施設の紹介だけでなく、学科やサークルの情報が張り出される掲示板についてや、書庫での書籍の探し方など、よりリアルな学生目線でキャンパス内が紹介されました。参加者のみなさんも楽しそうに話を聞いていました。
キャンパスツアー後も、入試相談コーナーを利用されたり、学科展示を見学する方たちが多かったこの日。バスの出発時間ギリギリに、駆け足でアンケート回答に来られる姿も見られました。高校生たちにハンドタオルを手渡す学生スタッフの姿からは、これからの入試を応援するような気持ちを感じました。