
桜も咲きはじめ、心地よい春の訪れに包まれながらの開催となった3月のオープンキャンパス。天気はあいにくの雨模様でしたが、たくさんの参加者で賑わいました。新学年になる期待感の中で、将来としっかり向き合う高校生のみなさん。その表情や足取りからも、ワクワクと高まる気持ちを感じました。
英語学科がどのような強みをもっているのか、しっかりと紹介された学科説明。充実した奨学金と留学制度が大きな特徴で、留学先となる提携校も紹介しました。コロナ禍が収束に向かい留学も通常再開となる中、語学力や異文化への理解力を身につけることを大切にする学び方に、みなさんの期待も膨らんでいる様子でした。
「日本人の知らない日本語の世界」と題された模擬授業。機械翻訳だと日本語がなぜ変に翻訳されてしまうのかを、各国の言葉と日本語を照らし合わせて考えていきました。「いる」と「ある」を使い分ける言語は日本語以外には無いという発見の後、その使い分けのルールを高校生のみなさんが楽しそうに考えていました。
なぜうっかりミスが起こるのかを、心理学的なアプローチから解明していく内容の授業がおこなわれました。「うっかり」は心理学において「錯誤行為」として定義されており、それは深層心理に大きく関わっていることが解説されました。精神分析学者フロイトの分析についての説明に、みなさん興味深そうに耳を傾けていました。
入試説明会では、2024年度の入試制度が紹介されました。「総合型選抜」「学校推薦型選抜」「一般選抜」それぞれの特徴について解説。「総合型選抜」は『課題提出型』『活動PR型』『探究評価型』の3方式に拡大し、自分をより自由に表現できる選抜方式を選んで挑戦できます。
入試相談コーナーには、たくさんの高校生と保護者のみなさん。入試について分からないことを熱心に相談されたり、学校案内や入試に関する資料に目を通されるなど、真剣な姿が印象的でした。
2年生になるフレッシュな先輩が、大勢の参加者を率いていたキャンパスツアー。緊張を隠しきれない中、大学の魅力を少しでも知ってもらおうと一生懸命に説明する様子が印象的でした。学生課の利便性、図書館の魅力、自習室の使い方など、実体験を踏まえながらの解説に、高校生も保護者のみなさんも聞き入っていました。
たくさんの学科展示や模擬授業、キャンパスツアーへの参加で充実の表情を見せる参加者のみなさん。たくさんの方がWebアンケートに答えて、プレゼントを受け取られていました。用意されたカラフルなリングノートの中から、お気に入りの色を迷いながら手に取る様子が楽しそうでした。