1. ホーム
  2. 神戸松蔭について
  3. 言語科学専攻(大学院)の教育方針

言語科学専攻(大学院)の教育方針

入学者受入れの方針(アドミッション・ポリシー)

言語科学専攻は、次のような人材が入学を志望することを期待している。

言語と言語科学への関心

・言語の性質やはたらきを科学的に研究することに関心がある人。言語間の相違点、普遍性に関心がある人。
・言語研究の教育や情報科学などへの応用に関心のある人。

態度

・自分にとって新しい考え方や知識を得ることに積極的な人。
・複数の角度と視点から問題解決に取り組むことができる人。

国際性

・国際的な場面で、自分の研究成果を発表することに意欲と関心を持っている人。

情報能力

・コンピュータ、インターネットの研究への活用に関心と意欲を持っている人。

教育課程編成・実施の方針(カリキュラム・ポリシー)

言語科学専攻は、次のような方針でカリキュラムを編成し、実施する。

体系性

・言語の音声・文法・意味・言語変異・言語教育およびそれらの関連領域について体系的な研究を可能にする。
・学生は言語科学で行われている研究について、分野に偏りが生じることがないよう、広い知見を得る。

個人指導

・各研究分野で個人指導を重視し、担当教員全員が各学生の研究内容を把握する。

高度な基礎能力

・研究を行う上での基礎を重視し、語学、コンピュータ運用の高度な技能を持つよう指導を行う。

学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)

学生は所定の年限以上在籍し、言語科学専攻のカリキュラムポリシーにもとづいて設定された授業科目を履修して8 単位以上を修得した上で、指導教員との緊密な連携のもとに博士論文を提出し、その審査および試験に合格することが博士の学位を取得する条件である。
博士の学位を取得するにあたって、次の要件を満たしていることを求める。

知識・理解

・言語の研究の、音声・文法・意味・言語変異・言語教育に関連する複数の研究分野について体系的で専門的な知識と理解を持っている。
・先行研究を正確に理解した上で、研究の進歩に貢献する独創的な研究方法と知見を持ち、それを適切に表現できる。

汎用的技能

・自分の考え、思考を的確に表現できる高度な英語能力を身につける。
・知識・情報の収集、思考の表現と発信にコンピュータの高度な技能を活用できる。

態度・志向性

・自分の研究分野における多様な研究方法、知見をもれなく熟知し、吸収する。
・自分の研究テーマについての主張の論理的妥当性を明快に提示できる。

研究倫理

・研究倫理を深く理解し、データの取り扱い、個人情報の保護、文献や資料の引用、研究成果の発表の仕方などにおいて研究倫理に反することがないよう、日常的に意識を持つ。