兵庫県「ふるさとひょうご寄附金」事業「産学官連携ふるさと納税返礼品開発プロジェクト」レポート(カワノ株式会社見学)
2025.05.29
5月8日(木)に人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科 井上裕之准教授のゼミ生10名が、神戸市長田区にあるカワノ株式会社を訪問し見学しました。本学は兵庫県のふるさと納税「ふるさとひょうご寄附金」事業の枠組みの中で、地場産業である婦人靴づくりを続ける同社と連携し、「産学官連携ふるさと納税返礼品開発プロジェクト」に取り組んでいます。
学生たちは同社の歴史や変遷、製品の特色についてレクチャーを受けたのち、製造現場で皮革素材へのこだわりや、職人の手作業による丁寧な工程を間近で見ることができました。また、20年以上製造されている神戸らしいコンサバティブなデザインの靴に加え、最近の主流であるスニーカートレンドへの対応など、伝統とトレンドの両面を学ぶことができました。
見学の最後には、ふるさと納税の返礼品として多く利用されるような靴を開発するにはどうすればよいか、学生たちが積極的に質問や確認を行い、プロジェクトの方向性について考える有意義な時間となりました。今後はマーケティング講義などを経て、7月29日(火)に兵庫県へのプレゼンテーションを行う予定です。
※本学の「産学官連携ふるさと納税返礼品開発プロジェクト」の取り組みについてはこちらもご覧ください
https://www.shoin.ac.jp/news/2025/04/004190.html