人間科学部 ファッション・ハウジングデザイン学科
デザインを通して、新しいライフスタイルを創造する
“美”を追究するには、ファッションやメイクの知識だけでなく、インテリアや生き方そのものなど、美をトータルにとらえる視点が求められます。独自の美意識が根づくファッション都市・神戸で、生活を豊かにするデザインを学び、新しい価値を生み出す力を身につけます。
アパレル、美容、インテリア、編集・出版、IT関連など美や生き方に関わる進路へ
学びの特色
【学科の学び】
いろいろ学べるから、できる表現がある
例えば、衣服をデザインすること。例えば、空間を彩るアイテムをデザインすること。例えば、モデルにヘアメイクやスタイリングをすること。それらは全て、本学科で学ぶことができます。ジャンルに捉われない学びの中で、自分の「好き」、「やってみたい」を見つけることができます。ひとりでもグループでも、たくさん見つけた「好き」を組み合わせることで、できる表現があります。
【ウェルネスの学び】
多様性の時代に活きる、自分らしい美を探求する
誰もが自分らしく美を楽しみ、発信できる現代。本学科では美容、ヘアメイク、ネイル、スタイリングなど幅広い観点から美を学ぶことができます。単なる技術習得ではなく、何故そうなるのかという理論を身につけ、人の持つ美しさを引き出す方法を修得します。日常のスキンケアから表現としてのショーメイクまで、あなたらしい美を探求していきましょう。
【インテリア・空間デザインの学び】
住まいのインテリアデザインからファッションショーの空間演出まで
「インテリアデザイン実習Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ/CAD 実習Ⅰ・Ⅱ」などのインテリア・空間デザインを中心とした演習・実習科目を通して、住まいや店舗設計の基本について学ぶことができます。また、それらの学びの実践として、「インテリア基礎実習A」ではディスプレイデザイン、学生企画のファッションショーでは空間演出に取り組むことができます。
【デジタルデザインの学び】
PCスキルの修得で、さらに広がる表現方法
さまざまな実習科目を通して、グラフィック、動画、Webコンテンツなどの制作ソフトやCADソフトに触れていきます。現代のデザイン業界において必須のスキルを一から学び、作品制作における新たな表現方法として実践していきます。
【ファッション企画・ビジネスの学び】
商品の企画から、その売り方までもデザインする
3年次科目「地域プロデュース演習」では、本学院オリジナルの神戸松蔭タータンを用いてオリジナルグッズの開発・販売を行っています。そこではグッズの企画・制作だけでなく、ECサイトの管理、SNSを利用した販売促進など、商品の売り方までデザインしていくことが授業のテーマです。価格設定や在庫管理、梱包も含む全ての工程を経験することで、実践的にファッションビジネスが学べます。
【コミュニティの学び】
地域企業との商品開発、神戸ならではの産官学連携授業
実践的な学びを通じて地域社会への貢献をめざす、産学連携活動を積極的に行っています。服飾メーカーである(株)ユタックスとは、「着る防災」として防災の観点からデザインした下着を開発・販売しました。また、2年次科目「地域貢献デザイン」演習では、神戸を舞台にさまざまな産官学連携活動に取り組んでいます。
<神戸ファッション美術館と連携協定締結>
ファッションの学びを深める、多彩な連携学習が実現します。
本学の客員教授であるコシノヒロコ氏が名誉館長を務めている、神戸ファッション美術館と連携協定を締結。世界中のファッションに触れながら、豊かな知性や感性を養う環境がさらに充実しました。学芸員の方を招いての講義や美術館での専門授業の実施、学生による施設の魅力発信などに取り組むほか、美術館での新たな企画やイベントにも積極的に参加していきます。