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人間科学部 食物栄養学科

食と栄養のプロフェッショナルをめざす
〈 管理栄養士養成課程 〉

健康志向が高まる中、病院や福祉施設をはじめとする幅広い分野で、管理栄養士の役割はますます重要になっています。アセスメント、マネジメント、プレゼンテーション、コラボレーション、プロデュースの力が身につくカリキュラムを通じて、実践に強い人材を養成します。

管理栄養士や栄養士、食品衛生管理者として、保健・医療・福祉分野など食と栄養の学びを活かした進路へ

病院、福祉施設(保育所、高齢者施設など)、行政機関(保健所、市町村保健センターなど)、委託給食会社、食品会社

学びの特色

【少人数教育】
少人数ならではのきめ細やかな指導

1クラス30人の少人数制を導入し、丁寧で密度の高い教育を展開しています。教員との距離が近いため、一歩踏み込んだアドバイスも受けられます。学生一人ひとりが学びとじっくり向きあえる環境です。

授業中でも気軽に質問できる雰囲気。すぐに疑問が解決するので、学びの吸収力が高まっています。

食物栄養学科 2年(兵庫県立 高砂南高等学校出身)

【大量調理実習】
安心・安全な食事の提供を学び、現場に即した実践力を養う

給食経営管理実習は、栄養管理された食事を計画し、安全面や経営面に配慮しながら調理、提供する実習です。学生でグループを編成し、栄養士や調理従事者の役割を経験し、実践力を培います。

【学外実習】
充実の学外実習で培う実践力

病院や社会福祉施設、保健所・保健センターなど約50か所の実習先と提携し、管理栄養士の役割や業務内容を学びます。3年次1施設、4年次2施設において、計4週間の実習を行います。実際に施設に入院・入所されている方や地域の人々の栄養課題の解決に向けて、給食の提供、栄養指導、事業計画の策定・実施を体験します。

【栄養教育】
実践形式で育む栄養教育

「栄養教育実習Ⅱ」(3年次後期)の授業では、学生がライフステージ別の栄養教育を計画し、実施、評価を行います。手作りの教材を使って伝え方を工夫したり、対象のライフステージに合わせてプログラムの進行を考えたり、学生が主体となって、皆で改善点を話し合いながら、栄養教育に必要なスキルを学びます。

【炊き出し訓練】
災害時を想定した炊き出し訓練を学内で実施

どんな状況にも対応して食事を提供できる知識や技術を学ぶため、屋外にプロパンガスやシンクを設置し、災害時を想定した炊き出し訓練を学内で行っています。ポリ袋を利用してごはんを炊く簡易真空調理法など、緊急時に役立つスキルを実践的に身につけられます。

入学前から楽しみにしていた体験!限りある食材と環境下で、どれもおいしく仕上げるコツと工夫は、必ず役立つと思います。

食物栄養学科 2年(兵庫県立 農業高等学校出身)

【地域連携】
フレイル予防料理教室で教室運営を体験

学生はさまざまなボランティア活動に参加し、学内での学びを実際の社会貢献に活かす貴重な経験ができます。年に数回開催している神戸市のボランティアグループ主催の料理教室では、学内で学んだ知識をフルに活用し、メニュー、パンフレット、工程表の作成等の準備から当日の教室の進行まで、運営全般に携わります。ボランティアグループや参加者など異なる世代の方々との協働を通して、コミュニケーション能力やコラボレーション能力を磨くことができます。