2021課題解決型ゼミ & 講義
課題発見⇔発展・展開のサイクルで学ぶ
課題発見⇔発展・展開 人間科学部食物栄養学科 卒業論文クラス
食を通して「地域の持続可能性を考えること」が大テーマ。
徹底した現場ファーストで、実践的なフィールドワークを特色としています。

現代の地域社会における「食べること」の問題解決に取り組む現代の地域社会における「食べること」の問題解決に取り組む

年度によって具体的にテーマを設定して活動。
2016年度からは「学童保育」の児童に対する食育・消費者教育や、支援員に向けた情報提供をテーマに
研究および実践的活動を行っています。

step1課題発見
学童保育の現場に身を置き、
現場ごとの課題を見つける

実際に学童保育施設を訪問し、課題を探索します。保育の現場は多様であり、一つの決まった「正しいやり方」が存在するわけではありません。現場を観察し、児童や先生と接することで、それぞれの場所に適したスタイルを見つけ出すことが最初の課題といえます。

step2フィールドワーク
日常の中で定着して機能する
プログラムを企画・制作する

写真は、学生たちが試行錯誤しながらアイデアを形にした「食育カードゲーム」です。日常の生活の中でプログラムが本当に機能するためには、押し付けではなく、子どもたちの目線で「楽しそう」「やってみたい」と思える仕掛けが必要であり、そうした気づきもまた学びの一つです。

step3発展・展開
研究の成果を活かし
目の前の問題解決と向き合う

このクラスでは発掘した課題に対して自分たちなりの具体的な解決策を提示することを目標としています。2019年は学童保育で新たに指導員となる方の業務を円滑に進められるように支援するための業務マニュアル「おやつガイド」の制作を行い、高い評価をいただきました。

Point
  • 地域社会とのつながりに身を置き、リアルな課題と向き合うことができる
  • キャンパスを飛び出して行動する中でリサーチ力や折衝力、企画力が身につく
  • 実際の課題に対して具体的な解決策を生み出すプロセスを経験できる

もっと知りたい!食物栄養学科の魅力もっと知りたい!食物栄養学科の魅力

管理栄養士養成課程では、食品の生産、流通、加工・保存、食品の機能、調理、食文化などの基礎的な学びから、栄養教育や臨床栄養のような発展的な内容まで幅広く学べます。自分の興味を深めるもよし、資格を取得すれば、社会のさまざまな場所で専門職として活躍することができます。「食いしん坊」集まれ!

Profile
片平 理子Katahira Riko
専門分野:
食教育、消費者教育
趣味:
ペット(プレーリードッグ)と遊ぶ、山歩き
食べることへの執着、楽しい食の経験がこの道に進んだ動機の根底にあります。食べ物の研究から、食材となる植物の基礎研究の道をめざした時期もあり、現在のフィールドにたどり着いたのは10年ほど前です。また原点の「食べる」に戻ってきたのは自分でも面白いなと感じています。
  • ※クラスの内容については2021年度時点のものであり、次年度以降変更または開講しない場合があります。
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