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人間科学部 都市生活学科
※2025年4月 人間科学科に名称変更

カリキュラム

課題発見から解決までのプロセスを学び、生活に必要な力を手に入れる

カリキュラムマップ

※2023年度のカリキュラムです

カリキュラムツリー

※2023年度のカリキュラムです

この学びに注目!

在学生の役立った学び、先生がオススメする大事な学びを紹介します。

学生オススメ!

都市生活学科 3年(兵庫県立 西宮高等学校出身)

探究する力を伸ばす
「都市生活プロジェクト演習A・B」

専門研究を行う基礎を固めるために、調査・分析の方法を習得するほか、グループワークやプレゼンテーション、フィールドワークも体験します。

データは可能性です
「データ分析法Ⅰ」

さまざまなデータから新しい価値を読み解くための分析や、新しい価値を生み出すために有効なデータ集計などについて学びます。

教員オススメ!

都市生活学科
稲見 直子専任講師

家族を通じて社会を考える
「家族関係学」

私たちは何をもって<家族>と考えるのでしょうか。授業では、統計データや映像などを用いて家族のあり方が社会の中でどのように変化してきたかを学び、<家族>を多角的にとらえる柔軟な思考力を養います。

質的データに基づいて自分の論理や常識を振り返る
「質的調査法」

観察データや新聞記事や語りなどの質的データを用いて、事象を解釈する力を身につけます。この作業を通じて、私たちのものの見方や理解の仕方を相対化し、社会を想像/創造する力を育みます。

成長のモデル

5つのコースで都市・地域社会の幅広い分野で活躍できる人材へ

  • 【1年次】アカデミック・スキル、PC基礎スキルを修得
    基礎演習や必修科目の学びを通して、専門教育の内容を理解するための知識、技術の基礎をつくります。
  • 【2年次】所属の専門コースを選択し、学びを深化
    学びの目的、将来の進路を考えながら、所属するコースを選択し、専門基礎教育に取り組みます。他のコース科目の履修も可能ですので、専門性を深めつつ、幅広い知識、技術の修得をめざすことができます。
  • 【3年次】専門ゼミを軸に社会と連携した学修
    各コースに配置された専門ゼミに所属します。学外でのフィールドワークや企業連携など社会と関わる活動を通して実践力を養います。
  • 【4年次】卒業研究を通じて自ら設定した課題を探求
    各自が掲げたテーマを基に卒業研究に取り組みます。研究を通して論理的な思考力やデータ分析力、行動力などを養います。

生活環境コース

家庭のみならず社会全体における人の生活を科学の視点でとらえ、生活の質の向上をめざします。学びの範囲は広く、衣食住、中・高教諭一種免許状(家庭)取得までカバーします。

1
衣食住といわれる生活に関する基本的な知識を修得し、生活の質の向上と持続可能な都市生活のあり方を学びます。
【基礎科目】
「衣生活論」「食生活論」「住生活論」

2
生活に関する実験・実習・演習等の専門的な学びに加え、地域連携や商品開発のプロジェクト演習で、コミュニケーション力と実践力を身につけます。
【専門科目】
「消費生活論」「被服繊維学」「色彩学」
【実践科目】
「アパレルデザイン論」「被服整理学実験」「インテリア・コーディネート実習」

<卒業研究テーマ例>
・子供服のジェンダーレス化について
・推し活とフラワービジネス
・チョコレートのパッケージ色と価格との関係
・韓流ブームが生活に及ぼす影響と世代間比較
・廃棄食材の有効活用と染色への応用

GOAL
多様な資格や家庭科教員の免許を取得し、生活全般に関わる業種で活躍

生活行動コース

食品について専門的に学び、商品開発などを体験しながら、食ビジネス業界で活躍できる力を身につけます。

1
食生活に関する基本的な知識を修得し、さらに食文化や調理の理論・食品加工技術について深く学びます。
【基礎科目】
「食生活論」「調理学」「調理実習」

2
地元食材を使った商品開発やSDGsに配慮した商品の提案など、実践的な取り組みに挑戦することで、社会に向けて製品や情報を発信する力を養います。
【専門科目】
「食品加工学」「食品の流通論」「フードコーティネート論」
【実践科目】
「官能評価演習」「食品加工学実験」「特別調理実習」

<卒業研究テーマ例>
・ワイン圧搾粕を使用した飲料の作製と官能評価
・日本酒を若年層女性に広めるための提案
・規格外コーヒー豆の有効利用に向けた抗酸化活性の測定
・明治時代の洋菓子再現

GOAL

食のスペシャリストとして食品メーカーや商社で活躍

地域ブランディングコース

マーケティングの視点から社会・生活の変化をとらえ、パッケージツアーや商品開発などの実践的な企画・提案を行います。また地域の情報をメディアから発信するための編集・ライティングの技術も学びます。

1
観光・サービス業の基礎的な知識を身につけ、フィールドワークを通して地域のブランドづくりに必要な方法論を学びます。
【基礎科目】
「マーケティング論」「地域ブランド論」「神戸論」

2
地域のブランディングにより実務的に取り組むため、地域の素材を活かしたモノ・企画づくりに挑戦していきます。
【専門科目】
「地域メディア編集論」「起業マネジメント論」
【実践科目】
「観光産業のマーケティング論」「地域インターンシップ」「カフェマネジメント演習」

<卒業研究テーマ例>
・古民家リノベーション宿が地方創生に与える影響について
・観光発展に向けた若者の旅行需要と課題
・地方創生における移住促進の現状と課題
・プロスポーツによる地域の活性化
・若者の危機管理が及ぼす、災害後の観光復興マーケティング

GOAL

コーディネート力を身につけさまざまなメディア・旅行会社などで活躍

生活心理・社会コース

人間の行動や社会の現象、人間関係、多様な立場の人から成る社会のあり方を、さまざまなデータ分析方法を身につけながら明らかにします。

1
さまざまな生活場面の中で、人は何にもとづいて行動を選択しているのかについて基礎的な知識を得るとともに、それらを明らかにする調査や実験の方法を学びます。
【基礎科目】
「生活行動論」「社会調査論」「共生社会論」

2
個々の生活場面における人の行動や心理、社会との関係について理解したうえで、関心のあるテーマについて仮説検証し、提案できる力を養います。
【専門科目】
「香りの科学」「化粧心理学」「家族関係学」
【実践科目】
「行動科学基礎演習Ⅰ・Ⅱ」「社会調査演習A・B」「家族文化演習」

<卒業研究テーマ例>
・目の表情が顔全体の印象に及ぼす影響
・柔軟剤の香りがパーソナルスペースに与える影響
・若者の結婚離れは本当か-女子大生に着目して-
・コロナ禍における女子大生の就職活動

GOAL

人の行動と心理や社会とのつながりについて、実証するスキルを身につけ、社会で活かす

生活経済・経営コース

経済・経営の基礎を学び、生活の豊かさを実現できる知識と技術を身につけ、ライフプランや社会生活に役立てます。また、金融機関への就職に役立つ資格取得もめざします。

1
生活者の視点から経済・経営の問題を考えるための基礎知識を修得します。
【基礎科目】
「生活設計論」「生活経済学」「経営学概論」「消費行動論」

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経済・経営の専門的知識を深めるとともに、現実問題にも取り組んで、生活者にとっての今後とその課題について考えていきます。
【専門科目】
「パーソナルファイナンス理論」「組織論」「人材マネジメント論」
【実践科目】
「パーソナルファイナンス演習」「経営戦略論」「国際ビジネス」

<卒業研究テーマ例>
・FinTechで金融業界は改善するのか
・地域経済の低迷とPPP/PFI事業-関西経済圏の事例を踏まえて-
・「インスタ映え」と女子大生の購買行動
・eクチコミと女子大生によるネットショッピングの購買行動

GOAL
経済・経営の専門的知識をあらゆる業種・業態の企業で活かす