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文学部 日本語日本文化学科

日本の文化や「ことば」の本質を理解し、
表現力・発信力を獲得する

日本語の歴史や方言、日本の伝統的な文化や文学について学びます。正しい日本語のスキルを身につけ、自らの考えを適切に表現し、主体的に発信する力を獲得します。また、社会を動かすメディアについて学び、現代日本の文化現象を分析、現代社会の課題についても考えます。

中学・高校教員(国語)、高校教員(書道)、日本語教員、学芸員、司書、イベント・エンタテインメント関連、広告、マスコミ、金融・保険 など

学びの特色

【日本語・日本語教育コース】
日本語から社会を知る

時代や地域、場面の違いによる言葉の多様性を掘り下げるとともに、分析力を磨きます。また、音韻・表記・文法など日本語教員には必須の専門的知識を身につけます。音声・音韻の授業では、調音の仕組みを機材や模型などでわかりやすく学びます。

【日本文学・文化コース】
日本の文学・文化を学び継承する

日本を主たる舞台とする古典から近現代の文学、茶道・華道、歌舞伎や浄瑠璃などの伝統文化を多面的に学びます。キャンパスを出て、歌舞伎や文楽を観に行くなどの鑑賞会、平安装束着装の学外研修も行っています。

【メディア表現コース】
現代日本の「メディア」と「コンテンツ」を知る

現代日本の文化現象を、メディア(ネット・出版・劇場・放送etc.)とコンテンツ(マンガ・アニメ・戯曲・映像etc.)の2つの側面から学びます。舞台や映像における表現のあり方を、演技・演出の観点から分析したり、イベントの企画や広告制作を通して、情報発信の方法を修得することができます。

【書道コース】
書道を通して「美」について考える

現代に至るまでの書について学び、技術と知識を深め、日本の「美」について考えます。また、学外展や商品パッケージの制作を通して現代社会に書を発信する力も身につけます。

学外での書作品展

書を世界の文化のひとつとしてグローバルな視点で考え、多角的に学び、書を現代社会に発信する力を身につけます。毎年、神戸元町のギャラリーで開催する書作品展で、その成果を発表しています。

【日本語教員養成課程】
外国人に日本語を教える力を磨く

日本語教員養成課程を修了すると、外国人に日本語を教える「日本語教員」として国内外で活躍する道が開けます。在学中から「海外日本語教育実習」や「日本語教育実習の実践」で教える力を磨きます。

留学生への模擬授業で、言語力以上に“伝える意思”が大切だと学びました。卒業後は、日本文化を通じて言語力を育成できる教員をめざします。

日本語日本文化学科 4年(兵庫県立 神戸高塚高等学校出身)

【教職課程】
「国語教員」「書道教員」の免許が取得できる

古典・近現代文学・日本語学・書道の各分野の授業を履修し、教員となるための深い専門知識を身につけます。「国語科教育法」などでは学習指導案の作成や模擬授業を重ね、実践的な力をつけます。教員採用試験の対策講座も充実しています。書道分野では、楷書・行書・草書・仮名書法などの実技や「日本書道史」「中国書道史」などの理論的な授業も充実しています。

【司書課程】
司書・学校司書資格で幅広い学びを

図書館・学校図書館で働くための資格が、卒業と同時に取得できます。司書課程での学習を通じてさまざまな資料や学問分野について知ることができ、学びの幅が広がります。

【学芸員課程】
学芸員資格が取得できる

博物館・美術館の学芸員になるための国家資格が、卒業時に取得できます。展覧会やイベント、ワークショップの企画、展示、広報などの仕事で役立つ考えや技術が学べます。

※文化財を取り扱う実習のためマスクを着用しています。