ひとつのキーワードを決め、自分がファシリテーターとなって議論を進める取り組みです。
自分とは違う考え方を知り、意見を引き出して場をまわすなかで、先生として大切なチカラを養っていきます。
ゼミでは一人ひとりがキーワードを持ち寄って議論していきます。キーワードは、世の中にあるさまざまな話題から何を選んでもOKです。昨年は「子どもの習い事・塾」「コロナ禍の外遊び」など学科の学びに関することのほか、「裁判員裁判」といった話題が取り上げられました。
ファシリテーターというのは中立的な進行役のことです。幅広い見方ができるように話題をふり、全員の意見を引き出して話題を広げます。全体を見渡して気を配るスキルや、議論から得た多角的な視点は、先生をめざす場合はもちろん、あらゆる職種の就職活動に役立ちます。
ディスカッションの後には事前に調べたデータなどをもとに、なぜ自分がこのキーワードを選んだのか、そして議論ではどんな意見が出たのかを発表します。これは結論を出すのではなく、ここから「深めていく」きっかけの場で、ゆくゆくは卒業論文として仕上げていきます。
同じ夢をもつからこそお互いを尊敬しあっていて、とにかく明るく仲のいい学科です。良い意味でライバル意識があり、学びあって成長していける環境で、就職率も高くなっています。また、多彩な資格・免許が取得できて、勉強のサポートも充実しています。