2021課題解決型ゼミ & 講義
課題発見⇔発展・展開のサイクルで学ぶ
人間科学部 都市生活学科 川口ゼミ人間科学部 都市生活学科 川口ゼミ
食品ロス問題解決のために、新しい発想での商品開発をめざすゼミです。
ヒトの健康に役立つ食品素材を探して、美味しく食べるための商品提案を行っています。

食品ロスを減らすための商品企画・開発食品ロスを減らすための商品企画・開発

「食品ロス」とは、本来食べられるのに、捨てられている食品のこと。
現在利用されていない食品の中にはヒトの健康に役立つ成分が含まれていることもあり、その有効利用方法を考えていきます。

step1課題発見
廃棄されている食品の中から
取り組みたいテーマを選ぶ

まずは提携している企業で発生している廃棄食品の中から、取り組みたいテーマを決めます。たとえば、ワインの絞り粕「パミス」は一部が家畜用の飼料に利用されていますが、そのほとんどは廃棄されています。でも、アントシアニンなどの抗酸化機能を持っているのです。

step2リサーチ
先行事例や文献を調べながら
アイディアをカタチにしていく

つぎに商品化のアイディアを考えます。とはいえ、思いついたアイディアはもう世の中にあるかもしれません。食品の知識を深めるとともに先行事例も調査していきます。独創性があり、将来的に商品として売り出すことができるか?など「何をつくる(提案する)か」を明確にしていきます。

step3発展・展開
試行錯誤したアイディアを
企業へ提案し、商品化に携わる

商品の企画が固まっても、味や、商品化にあたってのコスト管理・品質保持など、ビジネスではシビアな課題がたくさんあります。それを一つひとつクリアしていく中で論理的な思考が身につきます。これまで提案した企画としては、「パミス」のお菓子やお酢があります。

PointPoint
  • 食品が持つ機能や先行事例を調べることで、広い視野で食の可能性について考えられる
  • 世の中の食品がどんなふうに企画され、商品化されているのかをリアルに学べる
  • 企業と一緒に商品の企画開発に取り組むことで企業視点がわかり、就職活動に役立つ

もっと知りたい!都市生活学科の魅力もっと知りたい!都市生活学科の魅力

都市生活専修と食ビジネス専修、ふたつの専修があり、どちらも生活に密着したテーマで専門的な学びを深めていけます。企業や公共施設と連携した商品・サービス開発に取り組むゼミが多いことも特長です。都市生活学科専用の調理実習棟など、設備面も充実しています。

Profile
川口 真規子Kawaguchi Makiko
専門分野:
食品加工学、食品機能学
趣味:
フルーツカービング
食べることが好きで、食に関わる仕事に携わりたいという思いから製菓会社の研究職へ。機能性食品の研究開発、食ビジネスの経験を活かして「廃棄されている食品素材に隠された可能性」を探し、商品化するゼミを展開しています。
  • ※各ページのゼミの内容については2021年度のものであり、次年度以降変更する場合があります。
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