このゼミでは、都市生活学科の学びと同様、「人間生活」に軸を据えた活動を心がけています。
SDGs、ステイホーム、消費生活のキャッシュレス化…と、常に動的に変わり続ける私たちの生活が研究対象です。
生活の中の素朴な問い、知的好奇心が、研究の出発点となります。決まった枠組みなどはなく、タテに区切ることができない私たちの「生活」を社会調査の手法でヨコに調べていくのが当ゼミのスタイルです。
3年次に量的・質的調査をグループで実施します。実施にあたっては、チームビルディングの観点からゲームを取り入れた活動を行う中で、グループ調査の基礎づくりをします。その過程で各自の関心事項を整理・共有し、課題(テーマ)設定を進めていきます。
2021年度3年ゼミは、「コロナ禍における大学生の生活について」を大テーマに、「音楽」「恋愛」「動画配信サービス利用状況」「趣味」について調査を進めています。4年ゼミは、先行研究の整理から調査を経て、それぞれの卒業論文を執筆していきます。
「生活を学問する楽しさ」に尽きると思っています。生きている以上、誰もが生活することと向き合う必要があります。豊かに、よりよく生活するためのヒントが学べる学科です。また、中高家庭科の教員免許が取得できるという点も大きな魅力です。