神戸松蔭女子学院大学は2024年、
「地域連携研究センター」を開設します。
本学の持つ教育・研究成果、人材、施設などの
資源を活用し、
地域の課題解決に行政、企業、NPOなどとの連携を進めます。
学生たちは地域の皆さんと共に
多彩なプロジェクトに取り組むことによって
他者との関係を築きつつ自分を発見し、
未来に向けて確かな実践能力を
身につけていきます。
本学はこれまでに、神戸の文化発信や
神戸の特色をいかした
ブランド開発への
協力などを通して、
魅力の創出を支援してきました。
ここでは本学が行っている
地域連携活動についてご紹介します。
センターの新設により、神戸にとどまらない
近隣地域、さらには兵庫県以外の
地域にも連携を広げ、
ひととまちを繋いでいきます。
灘区小学生の学習支援活動「学習支援キッズスペース」へのボランティア参加
神戸市灘区の小学生への学習支援活動「学習支援 キッズスペース」に、教育学部教育学科の学生がボランティアとして参加。「おもしろ理科実験」「社会科探検教室」「英語で遊ぼう」「夏祭り」など、こどもたちが遊びながら学べるさまざまなイベントもサポートしました。
「神戸タータン」「神戸松蔭タータン」を使ったファッションショー
メリケンパークで開催の「Kobe Love Port・みなとまつり」、JR三ノ宮駅南側スペース「&3 PARK」で開催の「OHIROME MARKET(おひろめマーケット)」など、学外で積極的に「神戸タータン」「神戸松蔭タータン」の衣装で構成したファッションショーを行っています。
[人間科学部ファッション・ハウジングデザイン学科]みなとまつりで学生有志がファッションショーを行いました
「おひろめマーケット」に参加しました
[人間科学部 ファッション・ハウジングデザイン学科]第55回 民踊春まつりでファッションショーを行い、「神戸松蔭タータン」グッズも販売しました
摩耶山活性化の取り組み オープンハートイルミネーション
本学は神戸市灘区と連携し、摩耶山活性化の取り組みを行っています。夏休みとクリスマスの期間中、キャンパス内に直径4mのハート型イルミネーションを設置し、「1000万ドルの夜景」で名高い摩耶山上掬星台からこのハートを探していただく仕掛けです。
神戸市・灘区などの文化イベント参加
例えば「灘区総合芸術祭」は、芸術・文化活動に取り組む地域団体や学校・行政機関などが協力し、毎年開催されているイベントです。本学は、野外ステージにて書道部による『書道パフォーマンス』を行い、ワークショップブースでは『寄せ植え体験』と『書道体験』を行いました。
地元施設で書道ワークショップを展開
書道部は2022年度より、幅広い層に向けて積極的にワークショップに取り組んでいます。3月にはゲストハウスに協力いただき「カレンダー作り」のワークショップを開催しました。今後も地元施設と協力し行う予定です。
「ポートタワープロジェクト」を展開
「ポートタワープロジェクト」を立ち上げ、その一環として大小さまざまな光のオブジェやパネルを展示する「KOBEポートタワー・ファンタジー」、公益社団法人日本建築家協会近畿支部兵庫地域会との共催によるデザインワークショップ「ミニポートタワーをつくろう!」を開催しています。
KissPRESSとタイアップし神戸の魅力を発信
英語学科で「国際プロジェクト演習Ⅰ」「国際プロジェクト演習Ⅱ」「卒業研究」 を受講する学生たちが、Kiss FM KOBEが運営する地域情報サイト「Kiss PRESS」で神戸の魅力を発信。学生自らがお気に入りのお店にアポイントを取り、特集記事を作成しています。
フードパントリーやローリングストックをサポート
2023年3月には蓄えた食材が賞味期限切れになる前に、おいしく楽しく活用できるレシピ集「ローリングストックアレンジレシピ」を作成し配布。「給食経営管理実習Ⅱ」を2021年に履修した学生考案レシピを後輩が受け継ぎ、さらに作りやすく改変しまとめています。
松蔭ビオラプロジェクト
神戸松蔭の大学構内を神戸市伊川谷産のビオラでカラーコーディネートする企画「松蔭ビオラプロジェクト」。学院創立130周年の2022年は17種類のコーディネート案が揃いました。ビオラ苗を近隣の学校・施設、団体、役所へ寄贈する活動も行っています。