教育学部 教育学科

内定者&卒業生ボイス希望する将来を手にした4人の声を公開!
内定者ボイス

子どものやりたい気持ちを 尊重した保育を めざします。
尼崎市(保育士) 採用試験合格
教育学科※ 4年
(兵庫県 園田学園高等学校出身)
※2026年4月 教育発達学科に名称変更
幼い頃、保育所でお遊戯会など多様な経験をしたことが楽しい記憶としてあり、保育士になるのが夢でした。神戸松蔭は実践的な授業が多く、現場で活かせる力が身につきました。たとえば「子どもの健康と安全(演習)」では、嘔吐したときの処置を体験しながら感染症の予防法や子どもたちが安全に活動できる環境づくりを学べました。キャンパス内に子育て中の親子と触れ合える場もあり、手づくりおもちゃで想定外の遊び方をした子どもの発想力に驚かされました。子どもは否定されるとやる気を失ってしまいます。ありのままを受け入れ、自己肯定感を高められる保育を心がけていきます。
この学科を
選んだ理由
保育士と幼稚園教諭の資格免許を取得でき、先生との距離が近いのが魅力でした。進路選択や採用試験前には背中を押していただきました。
この科目要チェック
「保育実習指導」
保育実習に臨む前に実習記録の書き方や指導案の立て方が学べます。模擬保育では学生を子どもに見立てて保育を行い、自分の課題が明確になりました。ほかの学生の保育の仕方や遊びのアイデアも参考になりました。
ここがイチオシ
海外教育実習で日本との違いを体験できる
オーストラリアの保育所や小学校で子どもたちと過ごし、多くの気づきを得ました。遊具の人形の肌色がさまざまで、自然と多様性を受け入れられている点や、食事の際には日本の食育の優れた点を実感しました。

自分の心を開いて 本音で子どもたちと話せる 先生をめざします。
神戸市(小学校教諭) 教員採用試験合格
教育学科※ 4年
(兵庫県立 播磨南高等学校出身)
※2026年4月 教育発達学科に名称変更
2年次に小学校のスクールサポーターを経験しました。挨拶してくれない児童に毎回挨拶をし続けた結果、最終的に「おはよう」と応えてくれた経験から、根気よく向き合うことの大切さを学びました。子どもたちから本音を引き出すためには、自分も心を開かなければいけないと思えるようになったのは、自己理解を深めることに繋がった採用試験の面接練習がきっかけです。学校現場経験者でもある先生の熱心な指導のおかげで、自己表現ができないメンタルの弱さも克服できました。先生に救われたように、私も子どもたち一人ひとりと丁寧に対峙できる教員になりたいです。
この学科を
選んだ理由
高校時の小学校ボランティアをきっかけに、小学校教諭をめざせる教育学科※を選択。自然豊かな美しいキャンパスにも惹かれました。
この科目要チェック
「理科指導法」
電気モーターで車を走らせたり、牛乳パックと電池でパンケーキを作ったりしました。童心に戻れたこの経験のおかげで、模擬授業では教える立場としての視点だけでなく、児童の気持ちにも寄り添った指導法を取り入れることができました。
ここがイチオシ
元小学校教諭の指導
小学校で働いていた先生方から、現場の実情を詳しく聞けたので、教育実習もギャップを感じずに取り組めました。また、悩んでいても先生が先に気づいてアドバイスしてくださることも多く、少人数制ならではのよさを感じました。
卒業生ボイス

子どもの成長を間近で 感じられることは、 何ものにも変え難い 喜びになっています。
神戸市立保育所 勤務
子ども発達学科(現 教育学科※) 2019年卒業
(福井県立 美方高等学校出身)
※2026年4月 教育発達学科に名称変更
保育士になることは、幼い頃からの夢でした。現在は、4歳児のクラスを担当しています。子どもたちそれぞれの興味に合わせた遊びの展開や環境の工夫は、時に頭を抱えてしまうほど難しくプレッシャーを感じがちですが、学生時代に先生からいただいた「完璧でなくてもいいから」という言葉を思い出して、焦らず気持ちに余裕を持って取り組めるように心がけています。何よりも、子どもたちの成長を間近で見られることが本当に充実した時間で、この仕事の醍醐味だと感じます。どんな小さなことでも職員や保護者と連携しながら、子どもたちを見守っていきたいと思っています。

「学校に行きたい、 学ぶのが楽しい」と 児童が感じる学級づくりを 心がけています。
大阪市立小学校 勤務
子ども発達学科(現 教育学科※) 2022年卒業
(兵庫県立 西脇高等学校出身)
※2026年4月 教育発達学科に名称変更
教員経験豊富な先生が多い神戸松蔭での学びは実践的で、学習指導案を作成し、指導方法を話し合った経験が今も役立っています。たとえば、小学1年生は集中力が長く続かないため、児童が関心を持てる授業を心がけています。体験型の授業で発話を促すきっかけを工夫すると、積極的に授業に参加してくれるようになります。中には学校に足が向かない児童もいて、保護者との連携が欠かせません。安心して子どもたちが過ごせる学級を作り、自信をもって成長できるようにしっかりサポートしていきたいと考えています。
※掲載情報は2025年3月末時点のものです。