
最近では高校1・2年生も早くから進路について考え始めるようになりました。興味のある学部・学科の先輩に進路について相談するなど、積極的に情報を集める参加者の方も多かったようです。そんなみなさんの思いに応えようと、学生スタッフたちは一つひとつの相談に親身に耳を傾けていました。
現代のキーワード「多様性」について、本学はどう向き合い進化をしていくのか、徳山学長が参加者のみなさんに丁寧にご説明。時代の変化に柔軟に対応するため、来年度の共学化に併せて学科名や学びを刷新することを解説しました。英語学科はグローバルコミュニケーション学科に、都市生活学科は人間科学科に、それぞれ学科名を変更。今まで以上に、社会に寄り添う大学を目指すことをお伝えしました。
ファッション・ハウジングデザイン学科では、この日の目玉企画であるファッションショーで使用するアイテムをつくるワークショップを開催。さまざまなリボンやバルーンを組み合わせて、ランウェイを華やかに彩る素敵な小物を参加者のみなさんに作っていただきました。友達や保護者の方とワイワイ相談しながら、みなさんとても楽しそうに作っておられました。作り方を教えたり、アドバイスを伝えたりと、学生スタッフは積極的にサポートをしていました。
神戸松蔭の象徴であるチャペルを会場に、ファッションショーが開かれました。衣装のデザインから、モデルや演出、会場のデザインまですべてファッション・ハウジングデザイン学科の学生がプロデュース。個性あふれる衣装で堂々とランウェイを歩く先輩たちを、参加者のみなさんはキラキラとした目で追いかけていました。ワークショップで作った自分のアイテムを見つけ、とても喜んでいる参加者の方もおり、大成功のファッションショーとなりました。
高校までで習う日常用の英語ではなく、ビジネスで使われる英語を実際に話してみるという模擬授業を行いました。お配りした名刺に自分の高校名や役職を英語で書いていただき、参加者のみなさん同士でビジネス英語による名刺交換を実践してもらいました。はじめての名刺交換、さらにビジネス英語ということでみなさん少し苦戦した模様。それでも最後には、自己紹介を交えながら流暢なコミュニケーションを楽しんでおられました。
人間科学科ではフィールドワークやインターンなど、実践的な学びに力を入れていることを説明。また、所定の科目を修得することで、中学高校の教員免許(家庭科)を取得できることをお伝えしました。模擬授業の後半では、参加者のみなさんに○×形式の家庭科クイズにトライしていただきました。意外と知らない家庭科のアレコレに、みなさんとても新鮮に驚いていらっしゃいました。
学生スタッフがガイドとなり、さまざまな施設をめぐる学内ツアー。キャンパスライフを想像してもらえるよう、一つひとつのスポットを丁寧にご紹介しました。学生スタッフのお気に入りのフォトスポットに立ち寄るなど、オリジナルコースで参加者のみなさんに楽しんでいただけるよう工夫しました。